中村 隼人

profile

所属球団
元日本ハムファイターズ
元読売ジャイアンツ
氏 名
中村 隼人(なかむら はやと)
ポジション
生年月日
出身地
投手
1975年8月22日
長崎県

【球歴】

出身中学(出身チーム)
諫早レッズ(ボーイズリーグ)
出身高校
長崎日大高校(長崎県)
出身大学
創価大学
その他出身チーム
本田技研

【プロ野球歴】

プロ野球入団
2000年 ドラフト4位 日本ハムファイターズ
所属球団( )内は背番号
2001年~2004年途中 日本ハムファイターズ (35)
2004年途中~2005年 読売ジャイアンツ (27)
引退
2005年

【プロ野球(NBA)通算成績】

通算:5年
登板 先発 勝利 敗戦 セーブ ホールド 投球回数 被安打 被本塁打 与四球 与死球 奪三振 失点 自責点 防御率
88 39 15 18 1 1 292 289 32 117 10 185 149 140 4.32

next stage

2006年 兄弟エレファンツ(台湾プロ野球)
2007年 元プロ野球選手・元木大介氏マネージャー
2008年 カラオケスナック Ami Ami 開店
【 店名 】
カラオケスナック Ami Ami
【 住所 】
東京都文京区湯島3-42-12 こけしビル4F
【 営業時間 】
22:00~翌朝5:00
【 定休日 】
日曜・祝日
【 電話 】
03-3981-0017
【 地 図 】
場所はコチラ
【 WEBサイト 】

interviews

「ピッチャーを始めたのは高校2年の途中からだからね。誰にでも可能性なんて無限にあるよ」

  • 真木
    「久し振り、元気そうだね~。前に雑誌でこのお店で頑張ってるって記事を見てからずっと気になってたんだよね」
  • 中村
    「真木とは同じ九州だから高校時代からライバル校として知ってたもんな~」
  • 真木
    「そうだね、同じ歳だし高校の時も同じ九州大会に出て同じ選抜甲子園にも出たし、大学に行ってもお互い東京だったから近い存在だったよな」
  • 中村
    「俺は大学の後に社会人野球に行ったからプロ入団の年は違うんだけどね」
  • 真木
    「でも、高校の時から迫力があってすごいピッチャーだな~って思ってたんだよ。 野人みたいな投球スタイルだったもんな! (笑)」
  • 中村
    「そりゃそうだよ、だって真木と一緒に出たあの九州大会の少し前にピッチャーを始めたんだから、経験がない分ガムシャラに投げるしかなかったんだから」
  • 真木
    「えっ?マジで? それは知らなかった。 前に読んだ記事では高校に入ってからピッチャーに転向って書いてあったから入学くらいでピッチャーを始めたのかと思ってたけどそうじゃないんだ? それじゃ、あの九州大会に出てきた時ってまだピッチャーを始めて数か月だったって事?」
  • 中村
    「そうだよ。まあ、もともとあまり野球自体の経験が短いんだけどね」
  • 真木
    「どういう意味? ちなみに野球を始めたのはいつくらいなの?」
  • 中村
    「長崎の田舎の方だったから野球チームが家から遠かったんだ。小学2年生の時に一回はチームに入って近所の先輩に一緒に連れて行ってもらってたんだけど、先輩が中学生になると同時に辞めたんだ。それからはバレーボールをやったかな。中学でも学校に野球部がなかったから最初は陸上部とかバレーボール部をやってて、途中から少し遠くのボーイズのチームで本格的に始めた感じかな」
  • 真木
    「へ~、そうなんだ。 でもそれで中学のボーイズの時に全国大会に行ったんだよね?」
  • 中村
    「そうだね。 その時は体も小さかったからキャッチャーだったんだよね。だからそのまま高校に行ってもずっとキャッチャーだったんだ」
  • 真木
    「ピッチャーどころか野球の経験自体が普通より短いのに、高校では春・夏連続で甲子園に出ちゃうし、その後大学に行ったら、8季連続でリーグ戦優勝してるんだってね。すごい経験してるよね~。野球経験自体がそんなに長くないのに何でそんな経験できたんだろうね?」
  • 中村
    「やっぱりチームには入ってなくても小さい頃から野球が好きで練習はしてたよ。父親からは3歳の時からずっとキャッチボールをさせられてて、まだ小さい頃からでもちゃんと構えたところに投げるまでは終わらないとか言われてたし、毎日ランニングとかティーバッティングとかそういうのは続けてたんだよ」
  • 真木
    「そうなんだ? チームには入ってなくても野球は好きで練習はしてたんだ? じゃあホントに環境的に野球が出来てなかっただけで、本心で言えば野球をやりたかったんだね」
  • 中村
    「そうだよ。陸上部とかバレーボールをやってたのも野球の為にやってたようなもんだからね」
  • 真木
    「やっぱりみんな子供の頃の練習って言うのが基本になってるんだね。
    ドラフトはどうだった?」
  • 中村
    「やっぱりホントに指名されるのかどうかドキドキしたね~。とは言っても、指名されたその瞬間の事ってあまり覚えてないんだよね。 ドラフト後に地元の長崎のラジオに電話出演したとかは覚えてるんだけどね」
  • 真木
    俺も似たような感じかな~。あのドラフトの時間中にどこでどうやって待ってたとか、何を考えてたとかってあまりハッキリとは覚えてないよね。 俺たちだけかな? (笑)
    プロではどうだった?良い思い出も悪い思い出もあると思うけど?」
  • 中村
    「嫌な思い出ってあまりないんだよね~。強いて言えばやっぱり使われなくなった時かな。 日本ハム時代に外人の監督と意見が合わなくて文句を言っちゃってからね。 良い思い出って言ったら全部だね。 やっぱりあのプロ野球のマウンドに立って投げれたって言うのは全部良かったね。 今でもお客さんと一緒に当時の試合映像を見たりするけど、やっぱりもう一度立ちたいとも思うしね」
  • 真木
    「そりゃそうだよな~。俺もやっぱり正直今でも思うもんな。
    でもその中でも、プロ野球のオールスターに出てるんだもんな~。そこは俺たち同じプロ野球選手にとっても憧れの舞台なんだよね~」
  • 中村
    「確かにオールスターは良かったね。何で俺なんかが?って思いもあったけど、やっぱりその場では楽しんじゃったからね」
  • 真木
    「オールスターってどんな世界なの?」
  • 中村
    「う~ん、俺なんかも1回出ただけだから舞い上がってたけど、一般的に好きな芸能人と会えてるって感覚と一緒なんじゃない? その中でもやっぱり格別だったのが、ゴジラ松井秀樹さんと対戦できた事が印象的だったね。その次の年にはメジャーリーグに行っちゃったから、それが最初で最後の対戦になったんだ。 もうね、言っちゃ悪いけど他の選手とは全く違ったね。 マウンドとバッターボックスで向かい合った時にどこに投げたら良いんだ?って全く分からなかったね」
  • 真木
    「へ~、そんなに違うもんなんだ? 俺がジャイアンツに移籍した時はまだジャイアンツにいたから同じチームにはいたんだけど対戦は出来なかったんだよね」
  • 中村
    「あとはね暗黙のルールみたいなので、1打席で変化球は1球か2球くらいしか投げたらダメなんだよ」
  • 真木
    「へ~、そういうのもあるんだ? オールスターに出てない選手がイチイチ出てる選手にそんな事を聞く事なんてないから、改めてそういう話を聞くと新鮮だな~。
    それで最終的に、最後のシーズンは腰を痛めてしまって戦力外になってしまったんだよね? トライアウトを受けたりして結局最後に現役を断念するケジメはつけれた?」
  • 中村
    「「う~ん、でもそのケジメがちゃんとつけれる人ってごく一部の一流選手だけだと思うんだよね。俺なんかはどこがケジメなのかも分からないままって感じだもんね」
  • 真木
    「その後、クラブチームにも在籍して台湾のプロ野球にも行って腰を治療しながらもう一回テストに挑戦したんだもんね?そんな中途半端じゃ出来ないよな。
    それからは野球界から離れて、こうやってお客さんと接する仕事を始めてどう? 一番思う事はどんな事?」
  • 中村
    「やっぱり野球しかしてきてないから上手に人と話が出来ない事を感じたね。上手にって言うのは、パッと見て嫌そうな人と話をする時になんとなく態度に出てしまったりとかね。 もう4年も経ってるから今となっては成長して大丈夫になったけど」
  • 真木
    「やっぱりみんな野球を辞めてすぐは似たようなところで苦労してるんだね。人とのコミュニケーショって事だもんね。
    俺も隼人も若い頃は、嫌なものは嫌、ってハッキリするタイプだっただろうからすごく言ってる事が理解できるな~」
  • 中村
    「もう最近では、嫌と思う人がいなくなってきたよ。 昔は、あ~この人なんか苦手だな~って思ったらダメだったけど、今はそう思う人とでも話をしてみると仲良くなれたりとかね」
  • 真木
    「お~、そこまで成長してるんだ~。 現役の選手にそんな事を言っても理解できないだろうけど、とは言っても現役を辞めてすぐにそういう部分で苦労してしまうのを何か改善していく方法を作れたらいいよね」
  • 中村
    「そうだね。何か考えなきゃいけないとこだと思うな」
  • 真木
    「じゃあそろそろシメで、野球を頑張っている子供達やそれをサポートしている家族の人達に何かアドバイスをお願いします」
  • 中村
    「たまに野球教室とかで教えに行ったりして感じる事は、選手自身ももちろんそうなんだけど、特にお父さんやお母さんが『この子には無理ですから…』みたいな事を言う人が多いんだよね。
    その時には、僕はそんな事は思わないし、そう思わないでいて欲しいって言うね。誰にでも可能性なんて無限にあるだろうしさ」
  • 真木
    「そうだね、俺にしても隼人にしても、小学生や中学生の頃なんてまさかプロ野球選手になるなんて思われる子供じゃなかっただろうしね~。上を見てないと上がって行く事もないだろうしね。
    じゃあ最後に、何かお店の事とかPRする事があれば」
  • 中村
    「う~ん、まあとにかく今でも仲の良い人たちと草野球をやってたりしてるくらいだから、野球が好きな人にはいつでも気軽にお店に来てほしいと思うな。 そういう気軽に接してもらえる事を理想にお店をやってる訳だからね。 来てくれる時は前もって電話してくれたら嬉しいよね」
  • 真木
    「そっか~、やっぱり現役を引退してみると、人と接する事が大切な事なんだって身をもって感じるよね」
  • 中村
    「そうだね」
  • 真木
    「今日は忙しいところありがとう。 俺も東京に来るときはまた遊びに来るよ。その時はよろしく!」
  • 中村
    「オッケ~、じゃあまたな」
カテゴリー: 元プロ野球選手名鑑   パーマリンク

コメントは受け付けていません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク