田中 総司

profile

所属球団
元福岡ダイエーホークス
氏 名
田中 総司(たなか そうじ)
ポジション
生年月日
出身地
投手
1977年8月21日
兵庫県

【球歴】

出身中学(出身チーム)
天王寺川中学校 軟式野球部
出身高校
兵庫県立伊丹北高校(兵庫県)
出身大学
立命館大学
その他出身チーム

【プロ野球歴】

プロ野球入団
1999年 ドラフト1位 福岡ダイエーホークス
所属球団( )内は背番号
2000年~2004年 福岡ダイエーホークス (21→54)
引退
2004年

【プロ野球(NBA)通算成績】

通算:5年
登板 先発 勝利 敗戦 セーブ ホールド 投球回数 被安打 被本塁打 与四球 与死球 奪三振 失点 自責点 防御率
5 0 0 0 0 0 5.0 5 1 5 0 6 3 3 5.40

next stage

2005年~2010年 福岡医療専門学校 柔道整復師・鍼灸師 国家資格取得
2011年~現在   檜作鍼灸接骨院 勤務
【 店名 】
檜作鍼灸接骨院
【 住所 】
兵庫県芦屋市親王塚町8-6
【 診療時間 】
午前8:30~12:30 午後16:30~20:30 土曜午前診療は13:30まで
【 休診日 】
土曜午後 日曜・祝日
【 電話 】
0797-57-0200
【 地 図 】
場所はコチラ
【 WEBサイト 】
http://hizukuri-bonesetting.com/index.html

interviews

「多くの人が勘違いしてるんですけど、故障をしてから治療に来る人が多いんです。出来る事なら故障前に治療をする方が絶対に良いんですよ。 痛くなる前に相談に来たり対処する事を考えて欲しいですね」

  • 真木
    「どうも、はじめましてだよね? 忙しいところ無理言ってゴメンね」
  • 田中
    「はい、こうやって話をするのははじめましてですね。同じグラウンドにいた事はしょっちゅうありましたけどね」
  • 真木
    「プロフィールを見たら、子供の頃からず~っとこの近辺が地元なんだね」
  • 田中
    「そうですね。子供の頃から高校まで兵庫県の伊丹市で育ちました」
  • 真木
    「野球を始めたのは何歳くらいだったの?」
  • 田中
    「チームに入ったのは小学校の3年生からですね。 それまでも兄が野球をやっていたのでそれについて行ったりはしてたんですけど、チームに入れるのが3年生からって決まりがあったんです」
  • 真木
    「やっぱり子供の頃からプロ野球選手になりたいって思ってた?」
  • 田中
    「最初の頃はそう思ってましたけど、兄が中学で野球をやっていてその野球部がメチャクチャ厳しかったんです。 それを見てたら野球じゃなくて陸上をやろうかな~って思ってた時期もあったんです。基本的に走るのは苦にならなかったですし自信もありましたから」
  • 真木
    「野球をやらずに陸上を?」
  • 田中
    「はい、そうです。 でも中学に入学したらすぐに野球部の先生に呼ばれて、とりあえず仮入部だけでもしておけって言われて紙に書かされたんです。そうしてるうちにそのまま野球部に残される事になりましたね」
  • 真木
    「そんな真剣に野球から逃げようとしてたなんて、よっぽどお兄さん達が厳しくされてたんだ~? それで入学してみてどうだった?やっぱり厳しかった?」
  • 田中
    「厳しいのは厳しかったですけど、ボコボコに殴られながらって言うのじゃなくて、1年から2年の途中まではグローブなんて持たせてもらえずにとにかく走らされてました。走らされる厳しさだったからまだ耐えられましたね」
  • 真木
    「そんなに走る事は苦にならないんだ? どれくらい走らされてたの?」
  • 田中
    「だいたい、毎日40kmくらいは走ってましたね~。 朝、学校が始まる前に20kmくらい走って、放課後の部活の時間もまた20kmくらい走るのが毎日の練習メニューでしたね」
  • 真木
    「え? 毎日40km? 中学生で40kmってそれはすごいね~。 しかも学校の野球部だったら毎日の事だもんね。 それだけ練習するって事はもともと強い野球部だったの?」
  • 田中
    「僕たちが下級生の頃まではそんなに強くなかったんですけど、僕たちが3年の時はたまたま伊丹市の少年野球の上位3チームが集まってくる学校だったので、全国大会で3位になりました」
  • 真木
    「いきなり全国で3位はすごいね~。 それだけ毎日走らされた甲斐があったね~。 それで高校は伊丹北高校でしょ? 伊丹北って何人かプロ野球選手出てるよね? ここもよく練習するの?」
  • 田中
    「いや~、グラウンドとか設備はしっかりしてますけど、練習自体は中学と比べたら物足りなさは感じてましたね。 僕の中では、中学の時が一番練習した記憶ですね。 その中学の時の走り込みがあったからプロにまで行ける下半身が鍛えられたのかな~って思います」
  • 真木
    「小学校から大学まで野球を続けてた中で、一番練習して、この時期の練習があったからプロまで行けたんだろうな~って思うのが中学の時の走り込みって事?」
  • 田中
    「そうです。 僕は基本的に、野球部としての練習時間に100%で取り組んで、家とかで帰ってからの自主練習ってほとんどしないタイプだったんです。 だから毎日40kmを走る事はそれ以降はありませんでしたね」
  • 真木
    「子供の頃からず~っと野球を続けてきて、自分の中で一番印象に残ってる事ってある?」
  • 田中
    「う~ん、それは大学の時になるんですけど、日本代表に選ばれて日米野球でアメリカに行ったんです。 日本が3連敗をしてて次の試合に負けたら負け越しが決定って試合に先発させてもらって完投勝利をあげたんです。 その時が一番輝いてたんじゃないかな~(笑)」
  • 真木
    「大学の時なんだ? やっぱりそういう経験があって、プロに行けるんじゃないかって自信にもなった?」
  • 田中
    「自信って訳ではないですけど、やっぱりその日米野球から帰って来た時の周りからの評価は嬉しかったですね」
  • 真木
    「ドラフトは逆指名だったよね? 俺は逆指名じゃなかったから分からないんだけど、逆指名って事はドラフト当日はあまりドキドキする事もなかったんじゃないの? 指名される事は100%決まってるんでしょ?」
  • 田中
    「そうは言ってもやっぱりドキドキはしてましたよ。 シーズンでホークスが優勝してたからドラフトの順番も一番最後だったんです。 逆指名だからと言って何か書面を交わしてる訳でもないので、指名されるまではやっぱり不安な気持ちの方が強かったです。 同じ歳で同じ立命館からオリックスに逆指名してた葛城がいたから一人じゃない分まだマシでしたけどね」
  • 真木
    「プロに入ってからはどうだった? 良い思いも悪い思いもいろいろ経験したと思うけど」
  • 田中
    「そうですね~、良い思いってほとんど記憶にないですね。強いて言えば、入団してからキャンプ・オープン戦くらいまでですね。 それくらいまではそれなりに思ったようなボールも投げれてたし、それなりには抑えてましたしね。 でも、開幕してすぐに打たれて2軍に落ちてからは全然でしたね。 一番はコーチと意見が合わなかったり指導法が合わなかったりで、だんだん自分の思うようなボールが投げれなくなってしまって・・・」
  • 真木
    「プロの世界とは言っても、結構そういう人間関係ってあるんだよね~。 言う事を聞かない奴は試合で使わないとかね。 じゃあプロではあまり良い思いって残ってないんだ。
    それでホークスを戦力外になって、トライアウトとかは受けなかったの?」
  • 田中
    「ちょうどその時期に肩を痛めててテストを受けられる状態じゃなかったんです。それで肩の治療をしながら、次の道の事も考えて勉強をして来年のプロ野球のトライアウトを受けられるように頑張ろうと思ってたら、トレーニング中にまた別のケガをしてしまって、これではもう投げられないって事になってしまって、それで現役への気持ちは吹っ切れましたね。 その時にこの仕事の勉強も取り組んでいたので、本格的にこの仕事一本で頑張ろうと思って国家資格を取る為に必死に勉強しました」
  • 真木
    「野球を辞めてから一般社会に出てみて、どんな事を感じた? やっぱりプロの世界は特別の世界だって改めて感じなかった?」
  • 田中
    「そうですね。 僕は、午前中に専門学校で勉強してから午後は見習いとして働いてって感じだったので、とにかく時間の使い方には戸惑いましたね。ほとんど家にはいれなかったですから。
    そういう意味でもやっぱりプロ野球選手って恵まれてたんだな~ってつくづく思いましたね」
  • 真木
    「そうだよね~。いろんな意味でプロ野球の世界って独特な世界だもんね。
    じゃあ、田中君がプロにまで行って経験してきた中で、今から夢を掴むために頑張ってる子供達やアマチュアの選手に対してアドバイスをしてあげてもらえますか?」
  • 田中
    「そうですね~、僕の経験から言うと、まずはチームの決められた練習だったとしても手を抜かずに100%で取り組んで欲しいと思いますね。 極端に言ったら、そこでしっかりと100%練習していれば充分なのかもしれません。 それだけ集中して取り組んで欲しいですね」
  • 真木
    「たしかに、チームで決められたり強制でやらされてる練習って気持ちが入らなかったりする事があるもんね~。 そこでしっかりと気持ちも集中してやる事が、もちろん技術や体力的にも大切だろうけど、それだけじゃなくて集中力やメンタルも鍛えられるかもしれないね。
    ちなみに田中君は練習をサボる事はなかったの?」
  • 田中
    「記憶にないですね~(笑)」
  • 真木
    「それもすごいね~。俺なんか正反対のタイプだったからね・・・。 俺の周りでもサボらない人なんてほとんどいないんじゃないかな~(笑)。
    じゃあ最後に、このサイトを見てくれてる人達にメッセージをお願いします」
  • 田中
    「ここの治療院の院長は阪神タイガースの藤川球児投手の専属トレーナーをやってるので、阪神とかオリックスの選手とかも来る事があるんです。 治療院だからと言ってケガをしてしまってから来られるんじゃなくて、ケガをする前にケアをした方が良いですし、もっと言うと、野球の練習の仕方とか技術的な事とか、気軽に来てもらって気軽に声を掛けてもらえると嬉しいです。 たまに治療してる子供達から投げ方を教えてくださいって言われますけど、やっぱりそういうのって嬉しいんですよ」
  • 真木
    「じゃあ、田中君がここにいるって事をもっともっと知ってもらわなきゃいけないね。 そういう意味では俺も頑張って応援するよ!」
  • 田中
    「ありがとうございます、応援お願いします!」
  • 真木
    「その代り、俺も治療してもらおうかな~」
  • 田中
    「いつでもどうぞ!」
  • 真木
    「今日は本当に忙しいところをありがとう」
  • 田中
    「いえいえ、とんでもないです。こちらこそありがとうございました」
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