2011年、今シーズンも海を渡りアメリカメジャーリーグに挑戦したプロ野球選手がいました。昨年、一昨年も・・・、ここ数年は毎年のように日本人選手が海を渡りアメリカンドリームに挑戦する時代になってきました。
その中でも代表的な選手は、やはり2001年に海を渡った現シアトルマリナーズ(元オリックスブルーウェーブ)のイチロー選手ではないでしょうか?
海を渡り全く知らない地で挑戦する事は、誰もが不安を抱えプレッシャーとの闘いの連続でしょう。
それは、プロ野球選手だけが当てはまる事ではないのです。
新聞やテレビなどのメディアでは、プロ野球選手の話題しか取り上げられませんが、イチロー選手が海を渡ったとほぼ同じ時期に、プロ野球選手でさえまだアメリカへ挑戦する人が少なかった頃に、日本ではアマチュア経験しかなかった倉持学氏は一人海を渡り、自分の追い求める「野球」と言う夢を挑戦し続けていたのです。(倉持氏の球暦は下記の通り)
- 倉持 学(くらもち まなぶ) 1978年10月21日生
- 高校 中央学院高等学校(千葉県)
- 大学 国士舘大学
- 2002年アメリカ独立リーグ・ペンサコーラ・ペリカンズ
- 2003年カナダ独立リーグ・カルガリー・アウトローズ
- 2004~05年ドイツプロリーグ・ブンデスリーガ・フース・パイレーツ
- 2006~07年アメリカ独立リーグ・カルガリー・ヴァイパーズ
- 倉持 学氏の紹介
何も頼れるところがない状況から始まった海外挑戦。
アメリカ、カナダ、ドイツ、ユニフォームを着て白球を追い続ける為にいくつもの国を渡り、また国境を越えた野球仲間とも巡り会い、たとえ日本のプロ野球を経験していなくとも「それ以上の貴重な経験」「野球に対する世界観」「世界各国との野球ネットワーク」を自らの手で築いてきたこの実績は、これから日本人野球選手が夢へ挑戦する上で何よりも心強いサポート役となってくれるでしょう。
2002年、海外挑戦1年目からレギュラーに定着し全72試合に全イニング出場。このシーズンの盗塁王とゴールデングラブ賞を受賞し、リーグ優勝に大きく貢献。
2003年カナダ独立リーグ・カルガリー・アウトローズに移籍し、リーグ優勝に貢献。
翌2004年に移籍したドイツプロリーグ・ブンデスリーガ・フース・パイレーツでは選手兼コーチとして活躍。MVP、盗塁王など様々なタイトルを獲得。地元のジュニアチームやキッズチームの指導でも意欲的に取り組んだ。
2006年、再びアメリカ独立リーグ・カルガリー・ヴァイパーズに移籍し、打率8位、出塁率4位、盗塁2位、オールスター出場、ベストナイン、新人王受賞。
現役最終年となった2007年、全105試合に全イニング出場しディビジョン優勝に大きく貢献。07年のシーズン終了と共に6年間の海外プロ野球挑戦を終える。
自身の選手生活にピリオドを打った今、昔の自分を思い出させてくれるような熱い想いを持った野球選手に出会うことが多いそうです。
日本から海を渡って海外へ挑戦する選手のサポートはもちろん、逆に海外から日本で野球をしたいと言う外国人選手を日本国内の球団へ移籍のサポートをしたりと・・・。
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- 岡本 直也
- 元横濱ベイスターズ → 現ニューヨークヤンキース2A
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- 田中 良平
- 元千葉ロッテマリーンズ → 現ボルティモアオリオールズ2A
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- ジョーダンムイアー
- ユマスコーピオンズ → 現三重スリーアローズ
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- ルイスサモサ
- アトランタブレーブス1A → 現高知ファイティングドッグス
そこで倉持氏が考えた事は、子供のうちから野球を通じてアメリカの文化に触れ、アメリカメジャーリーグを実感するにはどうしたら良いか?
「よしっ、子供達をアメリカに連れて行こう!」・・・となるとさすがに費用も数十万円、お父さんお母さんも不安な事が多く心配するだろうと言う事で、自身の野球ネットワークをフルに活用し、夏休み期間を利用して現役メジャーリーグ球団のスカウトを講師として招き、日本のプロ野球はもちろん、将来はメジャーリーグにも挑戦したいと言う大きな夢を持つ子供達に対し、まず夢への第一歩として「夏休み野球合宿(2泊3日)」を企画しています。
もちろんメジャーリーグ球団のスカウトですが日本語も話せますし、子供とのコミュニケーションはバッチリです。
現在企画中のプログラムは下記の通りです。
「夏休み軟式野球合宿」 高校野球(甲子園)観戦付
- 期間
- 2011年8月8日(月)~8月10日(水)の2泊3日
- 対象
- 小学3年生~小学6年生(野球経験不問い)
- 場所
- ビーコンパークスタジアム(兵庫県西宮市)
- 宿泊
- ビーコンパーク内宿泊施設
合宿の特徴
夏休み期間を利用してメジャーリーグ・クリーブランド・インディアンスの現役極東スカウトDave DeFreitasなどのコーチ陣を招待し、野球合宿を開催。
兵庫県西宮市にあり、甲子園常連校なども利用する「ビーコンパークスタジアム」で行う(屋内練習場等もあり雨天時にも対応)。
練習・夕食後就寝前には、各界の専門家を招待し様々な野球に関わる勉強会やコーチによる講演を行う。
ドリームネクスト運営代表である、真木もコーチとして協力予定。
皆さん、こんにちは。アメリカメジャーリーグ、クリーブランド・インディアンスのデイブ・デフレイタスです。
私はこれまで数多くの選手を見てきました。その中でも日本の選手は、どんな努力も惜しまず、真摯に野球に取り組んでいます。
皆さんが心からの熱意を持って取り組み続ければ、素晴らしい未来が待っていることは間違いありません。
私はそんな皆さんと共に野球が出来る事を楽しみにしています。
あなたの野球人生の中で次のステージへステップアップできるよう、一緒に頑張りましょう。